元気スイッチ

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院長日記

2021.01.08

ワクチン接種が安全に終了できるためにも感染抑制が重要です!

ようやく、緊急事態宣言が出されました。
政府の事情もわかりますが、まだ色々条件などを言っていて、今一つわかりにくいというか、今の感染状況であれだけ動く都会の人々をどれだけ止めれるのか?と思います。
もう、医療崩壊はしていると判断すべきと思います。
「第3波」についても、結局は「第3波」真っ只中でも、なかなか認めなかったですよね。「医療崩壊」も一緒で、「医療崩壊」真っ只中なのに、まだ「逼迫」とか言っている。本当の最前線の病院、保健所の皆さんは、確実に「崩壊」している・・・たまんないと思います。
「医療崩壊」の定義など細かいことはわかりませんが、報道で「新たに◯◯◯病床確保した」とか言ってますが、それって、◯◯◯病床、一般患者は入れなくなった、通常医療は行えなくなったということです。いえ、もう少し正確に言うと、100床確保しようとすると、1病床つぶさないといけなかったりするので、1病床=50床とすると、10床確保したとしても、500床の通常医療が犠牲になるということです。
そうすると、今、どれだけの通常医療が犠牲になっているのでしょうか?
以前も言いましたが、コロナ病床を作ると、医師も看護師もいわゆる精鋭(医療スキルが高い)で、志の高いメンバーが選抜されます。
そうすると通常医療のレベルも下がらないとも言い切れません。

さて、周南市、周南医療圏(周南市、下松市、光市)でも、徳山中央病院以外での受け入れ体制を整えつつあります。
すでに、光市民病院は受け入れを行っているようです。
市民病院も準備を始めています。医師会病院も準備を始めることになりそうです。
市民病院も医師会病院もワンフロア(1病床 それぞれ50床、45床)を専用とします。
受け入れ患者数は異なりますが10名弱です。
医師会病院は幸いというか、お恥ずかしながらというか、少し空床があったので入院患者さんを他院に転院させる必要はなさそうですが、市民病院は患者さんの退院、転院を行わないと病床確保できないようです。
周南市だけでも100床(人)近い、一般患者さんの入院治療ができなくなるのです。
冬場は例年、ただでさえ忙しくなる時期です。つまり、入院患者さんが多い時期なのです。それなのに病床が100近くも減っている状態になるのです。

緊急事態宣言は東京と関東3県であり、山口県に出ていませんが、緊急事態宣言と同様に移動自粛しないと止まらないと思います。
沖縄中部病院高山義浩先生の昨日のFaceBook記事に
「対策にはメリハリが必要です。ダラダラと自粛を求めていても、効果は得られなくなり、社会も停滞してしまいます。その代わり、流行の端緒をとらえたときは、早い段階でハンマーを打たなければなりません。それが今です。すべて県外からの渡航自粛の要請が必要です。すでに首都圏に限定できる状況ではありません(これは沖縄に限定した先生の発言ですが)」。
とあるように、周南市、周南圏域の皆さんも、まずはこの一ヶ月、行動自粛をお願い致します。

もうひとつ大切なこと!
2月、3月からワクチン接種が始まる予定で準備を始めています。
諸般の事情で集団接種となりそうです。
まずは高齢者からですが、流行が落ち着いていないと、ワクチン接種でコロナ感染が拡がるかもしれません。
また、コロナ感染を心配する高齢者がワクチン接種会場に来ることを躊躇い、ワクチンを受けないかもしれません。
ワクチンの副作用が不透明なため、接種後30分は会場で様子をみて頂くことを徹底しないといけません。
感染拡大状況で、同じ場所に留まることは大変リスキーです(感染対策していても)。
ある意味、皆さんが待ち望んだワクチンです。安全かつ迅速に接種が終了できるためにも、今の感染拡大を少しでも落ち着かせる必要があると思います。