元気スイッチ

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院長日記

「パーソナル・ソング」って聞いたことありますか?
「パーソナル・ソング」とは、一言で言えば「思い入れのある曲」です。
思い出とつながっている曲、幸せな気持ち、穏やかな気持になる曲、慣れ親しんだ曲など…そういう曲。
映画『パーソナルソング』では、認知症の方が自分のパーソナル・ソングといえる音楽を聴くことによって、口ずさんだり、昔のことを思い出し、語ったり、自分らしさを取り戻す姿が紹介されています。
音楽療法士佐藤由美子さんの著書『死に逝く人は何を想うのか』には、ガン末期の母親が好きだったミュージカルの曲を演奏することで、家族が母親との昔の思い出を語り、それによって母親との別れを受け入れ、聞こえていたであろう母親は安堵の表情となり、安らかに旅立たれた事例が紹介されています(聴覚は最後まで残ると言われています)。
私も夜間せん妄の認知症患者さんに、その方が好きと言われた美空ひばりさんの『リンゴ追分』をスマホで流したところ、昔話をし始めました。曲が終わり、再生するたびに、話もリピートし、延々と『リンゴ追分』と、同じ話を聞かされる羽目になったのですが…しかし、通りがかった看護師さんに「この人、いい人よ!私の話をずっと聞いてくれるの!」と言い、驚きと共に音楽の力を知る経験をしたことがあります。
好きな音楽を聴けば、気分は穏やかになるでしょう。また、音楽を通して昔を振り返ったり、好きな音楽を書き記しておくことは、「あなたらしい」“いきかた”につながるのではないかと思っています。
11月17日(日)、周南市学び・交流プラザにて「自分らしい“いきかた”フェスタ」が開催され、そこのブース展示で、「パーソナル・ソング〜あなたにとって大切な音楽〜」というブースを開き、来場の皆さんにもたくさんの大切な曲を教えて頂きました。
好きな曲のこと、それにまつわるエピソードを語るとき、皆さん、とても笑顔になりました。
音楽って、聴くだけではない“力(パワー)”があることを知りました。
是非、皆さんも自分の大切な曲「パーソナル・ソング」について考え、ご家族ともお話してみて下さい!
僕の「パーソナル・ソング」について書いた文章です。「パーソナル・ソング」を考えるときのヒントになればと思います。

小野院長のパーソナルソング2(クリックしたら開けます)