2021.10.24
第6波は来るのか?
天気いいですねえ〜緊急事態宣言も開け、コロナも減っているから、どこかに行きたいですねえ〜私も登山に行こうかしらと思ってましたが、今日はグッと我慢して、たまりたまった事こなしてます(涙)。
ブログも更新してなかったので、久しぶりです。
ちょうど、忽那賢志先生(大阪大学医学部感染制御学教授)のTwitter更新記事を目にしたので、それをネタに。
「第6波は来るのか?」ということを書かれています。
それにしても、どうしてこうも極端に収束し、再増加の兆候は一部にあるにせよ、今のところ少ないのは何でなんでしょうね?
あれだけ人が動き回っているのに・・・もう堰を切ったように出かけまくってるし、イベントやりまくっているのに・・・
忽那先生が書かれているようにワクチンの効果が第一だと思います。
高齢者の抗体はピークから落ち始めているかもしれませんが、重症化予防にはなっている。65歳以下の活動が多い世代の接種者は抗体のピークでしょう。
で、ワクチン未接種で無関心・無防備な人々が感染していき、節度ある人々の行動抑制が効いてきて(緊急事態宣言の効果)、今の状況になったのか?
まあ、コロナはまだわからないことだらけということなんでしょうね。
忽那先生が書かれているように、若い世代には十分ワクチンが行き渡っていないし、活動が活発な世代ですし、冬は乾燥するし、今までのように窓を大きく開けにくいので、おそらく第6波は来るでしょう。
高齢者の3回目のワクチン接種の話がありますが、私は少し否定的です。
新型コロナワクチンは、高齢者を優先して接種が開始されました。
ただ、「高齢者」には、施設に入っていたり、どんなに高齢者でも、元気に日常生活送っている高齢者はまだいいですが、施設や病院で寝たきりになっているような高齢者にも接種が行われました。
確かに、高齢者を優先したことで効果はあったと思いますが、一番感染を拡げる、拡げた若い世代のワクチンが遅れ、第5波の大きな要因となりました。
沖縄県立中部病院の高山義浩先生がFaceBookに新型コロナワクチンの3回目接種について書かれていましたが、高齢者の3回目を打つとなると、時期は1〜3月となります。
当然、集団接種会場を用意しないといけないでしょうから、寒い冬、体調を崩しやすい冬、外来・入院患者さんとも多くなる冬では、春から夏の接種とはわけが違います。
雪が降るかもしれないし、打つ方、打たれる方、双方が大変そうです。
受験シーズンでもあり、安心して受験勉強頑張ってもらうためにも、今ワクチンが少なく、予約が取りにくく、接種が滞っている、小学6年、中高生、若い世代に今一度、打ちやすい環境を作って、できるだけ接種率を上げる方がいいのではないかと思います(うちの小6の娘も予約が取れません〜涙)。
高齢者の3回目は、施設や入院中の高齢者については、医療・介護スタッフが3回目を接種することで感染予防とし、重症化予防効果を期待して、3回目は接種の対象としないとか・・・(怒られるかもですが)
本当はどのような接種スケジュールだったら、感染が最小限にできたかのシュミレーションはできるでしょうから、そのあたりも検討し、効率良いワクチン接種を行い、第6波をできるだけ小さくなるように考えて欲しいと思います。
ワクチン接種の体制は、この半年で集団接種、個別接種と、色んなバリエーションが整えられ、経験済みですから、どの自治体、医師会でも、すぐに体制は作れると思いますので、そのあたりを政府には十分検討して欲しいなと思います。
このあたりの検討は新政府になるのでしょうから、自公政権でなくなったら、モタモタするかもしれませんね。
今はまだ幸い落ち着いていますから、ワクチン接種もですが、感染対策の取り組み、飲食の営業、催しの開催等、思い切って実証実験することも必要でしょうね。
とりとめなくなりました・・・
忽那賢志先生の記事は下記より(オレンジの文字をクリックするとジャンプします)
「新型コロナ 第6波は来るのか?」(10月23日 Yahoo!ニュースより)