元気スイッチ

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院長日記

2010.08.24

熱中症

(平成22年8月18日 朝日新聞)

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年の異様な暑さはとどまることを知りませんね。当院でも熱中症や夏バテ症状の方が例年より多く、特にご高齢の方が「えらい(体のだるさ)」「食欲がない」「フラフラする」などを訴えて連日受診されています。確かに若くて(?)元気な私でも日中外にでるとクラクラしますものね。8月16日から22日までの一週間、中国テニス選手権大会が周南市で開催されましたが、気温は朝10時ぐらいから夕方までずっと30度を超え、熱中症でリタイアする方が今年は本当に多かったです。

原因や予防策は新聞記事をご参考いただくとして(読めませんかね?)、私が診療で感じることを少し。

年配の方はみなさん草取り、畑仕事が大好きで、雑草を見ると炎天下でも抜かずにはおれないらしく、それで熱中症になるケースも多いようです。また、若い人と違ってスポーツ飲料を好まれないので、このことも影響しているかもしれません。記事にもあるようにクーラーを嫌う一方で、部屋を閉め切り、部屋の中が高温環境になっていたということも多いようです。また、前述のテニス大会では、事前の体調不良が影響しているケースも多く、体調不良時のスポーツや作業には十分注意が必要です。気分不良時には無理をせず、早めに休むことも必要です。それではみなさん、あと少し(本当にそうだろうか・・)頑張って、この酷暑をなんとか乗り切りましょう!