今日の朝は冷え込みましたね。出かけるときは8℃!?でした。医者でも風邪をひきますが、僕の風邪予防法を紹介します。

僕の風邪は、「首すじがゾクゾクする」「足が冷える」と感じることから始まることが多く、これをそのままにしておくと本当の風邪になってしまいますので、これをそのままにせず、すぐに対処するようにしています。今日のような急に冷えた夜に、「寒いなあ～」「冷えるなあ～」と思いながら寝ていると、朝になって風邪ひいてた、なんてことはあるんじゃないでしょうか？ですので、こんなときは夜中でもすぐに飛び起きて、首にタオルをまき、靴下をはきます。これでもダメならパジャマを厚着し、帽子をかぶります。こうしてほっこりした気分で眠るようにしています。首すじ（後頸部）には「風門」というツボがあって、ここから風邪が侵入するようで、風邪をひくときって不思議とここが冷たくなっています。ですから、タオルなどでここを温めることは意味があることのようです。診療中はタオルを首には巻けないので、ハイネックにするようにしています（女性ならスカーフもよいかもしれません）。それから、風邪をひくときってだんだん表情が「えらそう（しんどそう）」になりませんか？こういうときはニコッと笑顔をつくり、口角を上げるようにすると、体の中の下がりかけたパワーが上がるような気がして、風邪が体から出ていくような気がしています。薬としては、この時期には葛根湯がよく効きます。葛根湯は体を温めてくれたり、免疫力を上げる効果があるようなので、このような時期には僕もよく利用しています。

今年の冬は寒くなるようです。みなさんも風邪をひかないようにしてください。