元気スイッチ

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院長日記

2011.03.02

講演会(花粉症)

「アレルギー性鼻炎・花粉症の薬物療法 EBMの観点から」 京都第二赤十字病院 耳鼻咽喉科 出島健司先生

3月1日に開催された上記講演会に行ってきました。

花粉症は先手、先手が大切!

花粉が飛散し始める、3~4日前(薬によっては1週間前)からお薬を使用し始めるのがよいようです。

気温が15度になると飛び始め、20度になると重症化しやすくなるそうです。

点鼻薬はステロイド剤が重要で、鼻が詰まる前からしておくことが大切。入浴後は鼻がとおっていることが多いので、入浴後に点鼻薬を使用するのもよいようです。点鼻薬を使用するときは顔を下に向けて、クロスハンドですると鼻血が出にくいようです(右手で左の鼻、左手で右の鼻にさす)。

民間療法は怪しいのが多いのはご存じのとおりですが、効果があるといっても、プラセボ(偽薬)と有意差があるかないかといったレベルとのことでした。

私も先週から花粉症の症状が出始めました。患者さんも多くなっています。

みなさん、薬を上手に利用して、快適な春をお過ごし下さい。