元気スイッチ

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院長日記

2013.01.24

学校保健委員会

学校医をしている小学校の学校保健委員会に出席して参りました。

今回のテーマは「学校生活のけがの防止と安全」。

最初に保健委員会の生徒さんたちが、寸劇をしながら、学校でよくおきるケガやそのシーン、そしてどうしたら防止できるか?を発表してくれました。

子供たちは走り回る中で、転倒したり、ぶつかってしまうことが多いようでした。

写真は生徒さんの発表。寸劇のあとクイズがあるんですが、間髪入れず答えになるんで手をあげる間もなく・・・(笑)

次に、養護の先生から同校のけがの発生状況が報告されました。

けがはやっぱりすり傷、切り傷、打撲が多いようでした。

1年生はすり傷が、4年生は打撲が多かったそうです。

1年生はまだ頭も大きいし、下肢筋力が弱いので転倒してしまうんでしょうね。

4年生は、グンと運動能力が上がる時期なので、そこで衝突などが多くなるんでしょうね。

その後、PTAの皆さんがグループディスカッションし、子供達に多いけがやその対策について発表。

私も小学校の子どもがいますが、普段はあまり学校生活に関わっていないので、色んな目線や地域の特性がわかって面白かったです。

最期に私の方から、固定遊具でのけがの発生と防止対策について、よく発生するけが(すり傷、切傷、打撲、鼻出血など)の説明と対処について、最後に最近の感染症の状況と予防策について説明させて頂きました。

私も小学生の頃は沢山けがをしました。家で遊ぶことはほとんどなかったですから。

でも最近の子はゲーム等で外に遊びに行くことが減っており、そのせいもありけがはグンと減っているように思います。

そういう意味ではすり傷などの軽いけががそれなりに発生しているのは、ある意味健全な証拠かなあとも思いました。

そしてそれ以上のケガにならないように配慮(指導や防止対策)をしてあげるのが親の役目かなとも思いました。