元気スイッチ

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院長日記

2013.07.29

第1回在宅医リーダー研修会

日本医師会が主催した『第1回在宅医リーダー研修会』に、徳山医師会の命で行って参りました。

私がリーダーというわけではないのですが、現在、徳山医師会で在宅医療をしているドクターのネットワークを作ろうと部会を持っており、そこの理事をやっている関係で「勉強してこい」となったわけです。部会長の武居先生との東京出張です。

日本医師会館前で

会の主旨としては、リーダーとなって在宅医療をする医師を増やして欲しいというもののよう。ですから、在宅医療をしているドクターのネットワークを作ろうと模索している我々には、いささかかゆいところに手が届かなかったところもありますが、本当に密な内容で大変勉強になりました。

講義の中で、かかりつけ医に求められているものは、①すべての医療的問題を解決する、②在宅医療、③慢性患者の治療、療養支援、④予防(ヘルスケア)、⑤終末期医療、であること。

それらの役割を果たす中で、地域包括ケアにおいては、在宅医療を地域で支える多職種、同職種による円滑な連携を図り、医療、介護、福祉、生活支援を一元的に提供するトータルコーディネーターの役割を果たす重要性が繰り返し言われていました。

現在、我々を含め、多業種それぞれは患者さんの在宅療養をしっかり支えようと一生懸命に頑張っています。が、我々医師以外の連携は比較的進んでいるようですが、我々が敷居を上げてしまい、他業種の方々はその敷居を超えてこないので、肝心な核がなく、本来の多業種協働になっていないのが実情と思います。我々が敷居を下げ、多業種の協働を促し、患者さんを多業種でしっかり支えるコーディネーターとして動かねばならないと改めて実感しました。

講師の先生が「今の日本では、最後の最後まで医療を受けて病院で死にたいという希望は叶えられる。が、自分の寿命を受け入れ、住み慣れた家で死にたいという願いが叶えられないというのはおかしい」と言われていまいた。

医師がしっかり関わった多業種協働の実現、個人個人で頑張っているドクターの横のネットワーク、我々の周南市でもこれを実現し、住み慣れた地域や自宅で療養をしたいという患者さんの希望をしっかりと叶えられるよう、そういう安心した在宅医療が叶えられる周南市に住みたいと言ってもらえるように本気で活動をしていきたいと思っています。