元気スイッチ

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院長日記

2021.05.15

感染列島


広島県にも緊急事態宣言が出され、気がつけば山口県も約450名の患者さんがいます。
まさに感染列島となっています・・・
なぜか?
皆がビビらなくなり、動いているから、集まっているからだと思います。
自分もそうです。
一年前と比べても、昨年末のインフルエンザ流行期前と比べても、(無用に)ビビらなくなっています。
風邪症状で来る患者さんの問診でも、「福岡で結婚式がありました」(結婚式多くなってますね)、「法事があり、大阪と広島の親戚がいました」「大阪に出張で行ってました」・・・若い人は飲みに行ったり、飲食が多い。
成人式後にカラオケ行って、二次会行って・・・と報道されてましたが、そりゃ行くでしょう。そもそも成人式をやった行政が悪い。
春からはノロウイルスと思われる胃腸炎が幼児を中心に流行し、嘔吐下痢症状の方がとても多い。
これらからわかるのは、動いている、集まっている人が多いということと、感染対策が抜けてきているということ。

で、そもそもの原因、悪いのはテレビ局ではないかと個人的に思います。
政府、行政は一生懸命頑張っていると思います。
「動かないで!」と一生懸命言っているが伝わっていない。行動自粛につながっていない。
確かに伝え方の工夫が必要かもしれませんが、昨年のように皆が動かなければ(経済活動も含め)、拡がらないはずです。
政府、行政の言うことを皆が聞かなくなっている。

なぜか?
テレビ局は、報道番組、情報番組等で、問題点を指摘したり、政府・行政を批難しています(もちろん全てではないですが)。
芸能人司会者や他の芸能人出演者も、批難したりしています(もちろん全てではない)。
でも、その裏(別番組)では、グルメ番組や旅行番組で、芸能人仲間や批判していた本人たちが、楽しそう、美味しそうに食べ、旅します。透明シールドすれば、少し距離おけば、「感染対策しています」「感染対策バッチリ!」とばかり、我々の気持ちを掻き立てます。
芸能人や撮影クルーの大半が東京在住なのではないでしょうか?
それを見た国民は「なんだ大丈夫じゃん!」「あ〜うまそう!週末行ってみよう!」ってなるのではないでしょうか?
芸能人が巣篭もり中の我々の代わりに食べ、旅してくれている・・・という見方、厳しい飲食業界を応援しているという見方もあるかもしれませんが、あれだけあのような番組を作られると気持ちも、行動も抑制できなくなって当然な気もします。

またまた前フリ、愚痴が長くなりました。歳ですね・・・
ワクチンの次回予約開始の案内が本題です(恥)