元気スイッチ

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院長日記

2022.01.16

山口県も新型コロナ感染症の拡大が止まりません

ご承知のとおりオミクロン株による新型コロナ感染症拡大が県内でも止まりません。
15日の山口県内の新規感染者が182名。周南市が16名。
山口県内では10歳未満が21名(11.5%)、10歳代が37名(20.3%)と20歳未満が31.9%と3割以上を占めています。
周南市では、10歳代が14人、20歳代が1人、30歳代が1人と、中高校生の発生が多くなっています。
最近は感染経路が不明な方が出てきています。ご本人と色々お話しても、とても注意して行動されているし、職場だけの行き来で、人混みにも行かれていないし、「どこで感染したんかねえ?」と・・・
おそらく職場に無症状もしくは本人もコロナと自覚しない程度の風邪症状の人がいたのではないかと思います。
学校現場はとくにそうではないか?と思います。
当院でも、熱が少し出て、他に症状もなく、上記のように行動歴、接触歴もない。
もしかしたら、検査せずに自宅で様子を見てと、解熱剤だけ出して帰したかもしれません・・・
そこで、コロナかもと1週間ぐらい仕事を休まれれば、他に感染させないかもしれませんが、症状が翌日には落ちつけば、そんなことはないでしょうから、知らず知らずに感染を拡げている可能性はあります。
今は、そんな状況なのだと思います。
これからいよいよ新型コロナ感染症の療養の主体は、在宅になっていきます。
多くは電話対応でよさそうですが、高齢者や持病のある方の感染も増えれば、自宅への往診も必要になってくるでしょう。
悪化時、すぐに入院できればいいですが、病床は限られていますので、簡単にはいかないかもしれません。
そうなると自宅でなんとか凌がないといけない事態も出るでしょう。
我々にとって正念場がやってきます。
何があっても、皆で力を合わせ、ここを凌がねばなりません・・・根性を出すときだと覚悟する週末です・・・
大阪大学の忽那賢志先生が、オミクロン株の症状についての記事をアップデートされていますのでリンクを貼ります。
Yahoo!ニュース(2022年1月15日)_忽那賢志_新型コロナ オミクロン株の症状の特徴は?