元気スイッチ

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院長日記

2024.01.02

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

年末にコロナに罹患し、未だ体調がすぐれず、2023年を総括しないまま、新年を迎えてしまいました。
年賀状を昨年より書かないことにさせて頂いたので、残務整理の時間や、思索の時間があるはずなんだけど、逆にズルズル、ダラダラと過ごしてしまっている気がする・・・そんなわけで、せめて書き初めとブログでの年始のご挨拶ぐらいはきちんとやろうと思い、頑張って書きました。
まずは書き初め。
正月に実家に帰り、母の仏前に、母が取っておいてくれた、私が書道(習字)で賞を取った新聞の切り抜きがありました。
何度かこのブログでも書いていますが、下関市では当時、夏と冬に市内学生の書道展があり、私は小学1年から高校3年まで、欠かさず学年の最高賞を取ってきました。
(小学1年、4年、中1、高1の最高賞は商工会議長賞、小学2年、5年、中2、高2は市議会議長賞、小学3年、6年、中3、高3は市長賞)
それが確認でき、両親が喜んでくれていたことが改めてわかったのはよかったけど、自分の字、他の人の字を見て、「これじゃダメだな」と改めて思いました。
高校に入り、テニス部と同時に書道部にも所属しましたが、入部時に書道の先生から「貴方はずっと賞を取ってきたけど、貴方のは「習字」よ!」と言われました。
今まで天狗になってたので、とってもショックでした。
とは言え、高校3年まで、書道の道に進もう(進学)と思っていましたが、結局、芸術的才能に自信がなく、進路変更しました。
まあ、それは間違った判断ではなかったなぁと改めて思いました。
そんなことを思い出しながら、久しぶりに色々書きましたが限界・・・集中力が続きましぇん(涙)
「龍」「辰」は、言うまでもなく今年の干支。
「幸」は今年の私の、クリニックの目指すものです。
今まで、患者さん、地域の「幸せ」をと願い、頑張ってきましたが、ふと、スタッフの「幸せ」には無頓着だったり、それを犠牲にしていたなと気づきました。
スタッフが「幸せ」であり、「幸せ」に働けるクリニックであるからこそ、来院される患者さん、ご家族、地域の「幸せ」に貢献できるんだという、当たり前のことに今になって気づきました(恥)。
そんなわけで、今年は、スタッフの「幸せ」に拘りたいと思っています。
決して、患者さんや地域が二の次というわけではありません。スタッフの幸せ無くして、患者さんや地域の幸せもないという意味です。
それから、「命」と「いのち」。
1月に、小学校で「いのちの授業」をさせて頂くことになりました。
いつかは・・・と思いつつも、オファーがないのをよいことに逃げてもいました。
自信なく断ろうと思いましたが、私は、年間で約50名の方の最後に、家、施設、医師会病院で立ち会っています。
家、施設で最後を迎える方においては、ご本人の意思を尊重し、ご家族、医療介護の専門職種と力を合わせて、最後まで生きること、暮らすことをサポートしているつもりですが、いささか人の死に慣れていやしないか?「命」「いのち」を大切にしていると、子供たちの前で胸を張って言えるのだろうか?と思いました。
「授業」と言えるものができるのか甚だ自信ありませんが、自分自身が改めて「命」と「いのち」に子供たちと向き合ってみたいと思っています。

だらだらとまとまりのない新年最初のブログですが、コロナの体調不良が未だ続いているがゆえとお許し下さい。
本年もどうぞよろしくお願い致します。