元気スイッチ

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院長日記

2011.01.14

インフルエンザが増えています

新年よりインフルエンザが少しずつ増えています(相変わらず嘔吐下痢もきますが)。

今のところ学生は少なく、成人の方が多いです。新年から来院されたインフルエンザ患者さんの平均年齢は31歳でした。

どういう状況でうつった(感染)かというと(あくまで推測)、

「一緒に飲みに行った友達がインフルだった・・」というような飲み会でうつったと思われるケースが多い印象で(今のところ成人が多いですからね)、その次は、「家族が(お子さん、お孫さん、兄弟など)がインフルだった・・」、「大阪のユニバーサルに行った(人の多く集まる場所ですね)」なんて方が多いようでした。

症状ですが、「ああ、やっぱりインフルってこんな感じよね」と改めて思いますが、他の風邪と違って、急な高熱、“えらそう”(全身症状=倦怠感、悪寒、筋肉・関節痛が強く、咳・痰・鼻水は他の風邪のように訴えのメインにならない)が際立ちます。

それから来院者のほとんどがワクチンを打っていませんでした。一人だけワクチンを打っている方がおられましたが、症状は軽めでした(母、弟がインフルで看病していたという方でした)。

以上より考えてみますと、

スーパーやデパートに買い物に行ったぐらいではうつりにくいと思いますが、近距離での接触が続くような場所(居酒屋、カラオケなど)は注意が必要だと思います。当然ながら帰宅後は手洗い、うがいを念入りに。

多いのが、「おとつい(一昨日)から悪寒、倦怠感が始まって熱が下がらない」と来る方で、その間に周囲にうつしていると思われますので、疑わしければ早めに受診する、それまでは周囲にうつさないように配慮することが重要かと思いました。

また、ワクチンはやっぱり効果があるなあという印象でした。