元気スイッチ

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院長日記

2011.03.12

東日本大震災

大変なことになりました。報道画面でみる映像は本当に信じられない光景でした。

言葉がしばらく出ませんでした。

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、一人でも犠牲者が少なく、一人でも多くの方の命が救われることを只々祈るのみです。

幸い、横浜の妹夫妻、東京の義妹家族は無事だったようです。でもなかなか連絡がつかず心配しました。今も連絡が取れない方、連絡が取れても被害に遭われているご家族がおられる方々はさぞやご心配かと思います。

東北ですから雪も舞って寒そうでした。数年前の新潟地震の際、地震が恐いからと車に避難して、肺塞栓症で死亡した方もいらっしゃいました。今回もそのような二次的な災害がないことも祈ります。

ちなみに上記の肺塞栓症は、狭い車内に避難、同じ姿勢で長くいつづける、トイレに行きにくいので水分摂取を控える→動かない上に脱水になるので→下肢などの深部静脈に血栓ができる→それが肺動脈につまって胸痛や急に息苦しくなったり、ひどい場合にはショックとなり死んでしまう病気です。急性期の死亡率は心筋梗塞より高い病気です。予防には水分摂取をすること、定期的に手足を動かすことが重要です。

不謹慎ですが、私たちの住む山口県、周南市は地震が少なく、津波の心配がないところでよかったと思います。

でも、何か災害があったときに、自分は家族を守れるような準備をしているのだろうか?冷静に行動をとれるだろうか?自問自答すると同時に、しっかりと準備をしておかなければと思いました。このたび災害様伝言ダイヤル、伝言板などの使用方法も確認してみました。

固定電話では、171にかければ「災害用伝言ダイヤル171」につながりました。iモードからは災害用伝言版等で検索すれば、「NTT東日本災害用ブロードバンド伝言板」が出てきましたが、こういうときなので、トップページに出ていてくれたらよいのにと思いました。

今朝の新聞を見て驚きました。番組欄がほとんど報道にあてられていました。今日はもっと災害の状況が明らかになるでしょう。被災された方々に何か力になれることはないか?を考え、少しでもちょっとでも力になれればと思っています。