元気スイッチ

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院長日記

2012.09.28

第1回周南新糖尿病サークル

新南陽市民病院院長の松谷朗先生が地域の糖尿病のネットワークを拡げようと色々ご活動をされています。その一環として先日『第1回周南新糖尿病サークル』が開催されました。

その中で松谷先生が『糖尿病最新情報2012』と題しご講演下さいました。

その中で私が興味を持った部分を報告します。

 

●カロリー制限をすると長生き?

2009年にアカゲザルを使った実験で、自由摂取の群と約30%減の制限食の群では、老化関連死亡が有意に少なかったということが有名な雑誌『science(サイエンス)』に発表されたそうです。

写真では制限食のサルの方が、色ツヤもよく精悍に見えます。

過食はダメ!“ほどほど”がいいようです。

(上記の内容は順天堂大学客員教授、東邦大学名誉教授、後藤佐多良先生のHPでも紹介されています。サルの写真はここで見れます。http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/aging/doc2/doc2-01-2.html)

 

●マルチプルピット理論

ガンが発症すること、つまり「発がん」は、遺伝子、遺伝子の突然変異、環境因子による変異、ライフスタイルによる変異、これらが重なって発がんするそうです。

糖尿病も同じことが言えるようで、遺伝子異常(2点)、運動不足(5点)、肥満(5点)、ストレス(2点)、環境因子(2点)、食べ過ぎ(5点)、これらが8点以上で糖尿病になるそうです。

さて、自分は・・・?遺伝子異常なんてわかりませんが、運動不足はやばい・・・、肥満はついにダイエット成功!ホッ(笑)、ストレスはどうだろう?忙しいけどあまり感じてないかなあ?感じてないぞ!うん、感じてないっ(強がり)、環境因子???、食べ過ぎは、これはそうでもないかあ?とすると5点ぐらいかな?今のところセーフのようです。

さて皆さんは?