元気スイッチ

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院長日記

2014.01.20

『介護・医療ネットワークづくり 第1回』

『介護・医療ネットワークづくり 第1回』が無事終了、というか大盛会のうちに終了致しました!ご参加下さった皆さん、ご発言下さった皆さん、会場や会の準備をして下さった皆さん、本当にありがとうございました。

昨年秋前から準備に入っていたのですが、本腰入れたのは年末からで、バタバタと慌てて準備したので、周知不十分で皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。そんな中、第1回ということや、予想だにしない参加希望の多さに(90人!)、めちゃくちゃプレッシャーがかかっておりました。

医療の場としての「在宅」が重視され、多職種連携の重要性が言われています。国の施策としても取り組まれ、私も日本医師会に『第1回在宅医リーダ研修会』に行かせて頂きました。しかし、ここ周南では、各職種はそれぞれ一生懸命頑張って、在宅療養をされる方々を支え、その環境はずいぶんよいものになっているのは事実ですが、多職種間の連携が十分かというとほど遠く、多職種集まって一緒に勉強したり、意見交換する場もないのが現状でした。

この会は、そのような状況を改善すべく、多職種集まり、一緒に勉強し、一緒に問題点を話し合い、顔の見える関係を作り、理想の在宅療養環境を作るために企画しました。

今回は、「病院から在宅への連携を考える」というテーマに基づき、病院から在宅への連携でうまくいった事例、うまくいかなかった事例を3例発表して頂き、会場の皆さんと一緒に、事例について考え、そして現在の連携状況等について考えました。

ディスカッションでは、司会の藤本さんが、たくさんの職種の方に発言を求め、皆さんご自分の立場から様々な発言をして下さいました。共感すること、知らなかったことが沢山あり、この周南市には皆でこれから解決していかなければいけないことが沢山あることがわかりました。皆さん本当にしっかりとした考えを持っておられ、しっかりと発言されているのが印象的でした。これは皆さんが自分の立場でベストを尽くしている表れだと思います。ただ、それ以上は横のつながり(連携)だとか、制度上の問題などが解決しないと、よりよくならないといったことが多いように思いました。

会は大盛況に終わり、皆さんがこのような場を求めておられたこと、必要だったことがよくわかりました。今回、いろんな問題が皆さんで共有できたことが本当によかったと思います。

顔の見える多職種連携に一歩前進したように思います!夏前には第二回を企画したいと思っています。もっとざっくばらんに話し合える“飲みの場”(笑)も企画したいと思っています。

本当によい会になりました。改めて皆さんにお礼申し上げます。周南市の在宅療養環境がユートピアとなるよう皆で頑張りましょう!

 医師会の会議室がいっぱいになりました!

頭をかいているのが私(写真左)。ゴソゴソが多い(反省)。